タ〜ナ 行
高巻 滝や岩場、また荒れた雪渓などの難所を越えるとき、真っすぐ登らずに難所を避けてまわり込んでいくことをいう。ほかにトラバース、巻く、からむ、へづるなどと表現することもある。
単独行 一人で登山すること。
マイペースに登山できるが、怪我をしたり、病気になったりした場合、危険というリスクを伴う。
池糖(ちとう) 湿原地帯にある小さな池をいう。
吊尾根 ふたつの頂をつなぐ稜線が、ゆるやかにたるんで連なっている様子をいう。
ツェルト ドイツ語のツェルトザックの略で、フレームのない簡易テントのこと。
デポ 登山ルートに荷物や装備を置いておくこと。または、登山中にいらなくなった荷物を置いて行くこと。
出合 複数の沢が合流するところ。土合、落合、川合はその同意語。また、ふたつの沢の二俣から上流側を見て、右の沢を右俣、左の沢を左俣と呼ぶ。
等高線 地形図上で同じ高さの線を結ぶ線のことで、地形をある高さで切った切り口を真上から見た外周と考えてもよい。線の間隔が狭く 密になところは傾斜が急で、広くまばらであればゆるやかな傾斜となる。
徒渉 小さな沢や橋のない沢の流れの中を抜けて渡ることを意味する。沢を渡るポイントとなるところを渡渉点という。
トラバース 山の斜面を横切る、横断すること。
取付点 ルートの起点から登りはじめることを取り付くという。その起点となる場所が取付点で、たとえば尾根の取付点という場合は、そ の尾根に登りはじめるポイントを表している。
トレール 雪面の踏み跡。
トレース 登山者が歩いてできた踏み跡をさす。残雪期の山やヤブの多い山など、一般登山道が雪に埋もれていたり、わかりづらい場合などは他の登山者が残したトレースを便りに登ることが多い。
ナイフ 稜線がナイフの刃のようにヤセたところをいう。細い雪稜をさしてエッジいう場合もある。
雪崩【なだれ】 降り積もった雪が崩れ落ちる現象。
乗越(のっこし) 尾根の反対側にのりこすこと。



        
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