サ 行
ザイル 登山用のロープのこと。
ザレ場 岩石が風化してできた岩屑や砂の堆積したところをいう。ザラザラした砂の様子からザラ場とも呼ばれる。
三角点 三角測量によって山の高さを測るときの基準点。
三点支持 急な斜面や鎖場等を登り下りの際、手足4本のうち、3つで体をしっかり支え、残る一本だけを動かすという基本的テク。
三点確保とも言う。
湿原 非常に湿気があり、この湿気を好む植物が生育する草原を湿原という。
また、水たまりの湿地や池塘のあるところは、田代、田圃とも呼ばれる。
シャリバテ お腹がすいて動けなくなること。
急に血糖値が下がってしまったことなどの原因が多い。
縦走(じゅうそう) 山から山へ複数のピーク(一段と高いところ)を歩くこと。
分岐点 標コースの分岐点などに立つルートを示す標識のこと。それぞれの道がどこへ向かっているかが示されている。
森林限界 山に生えている大きな樹木が無くなる所。
日本での森林限界は、目安としては中部地方で2300m、北海道で1500mと言われる。
森林限界 標高差のある高山を麓から登っていくと、植生が変化し、広葉樹から広葉樹・針葉樹の混合林となり、続いて針葉樹、さらに針葉 喬木とダケカンバを交えた低木帯となる。その上には草原、ハイマツ、潅木帯のある森林限界を超えた世界が広がる。日本の中部山岳では、標高2500m前後が森林限 界である。
スノーシュー 雪に埋まらないように、浮力を利用した西洋カンジキのこと。
スパッツ 靴に雪や水、小石や土が入らないように膝下から足首に巻くカバー。
背(ナイフリッジ) 山の背、リッジのことをいう。主として岩稜をさし、馬の背、牛の背は両側が深い谷となって切れ落ちた急峻な尾根筋をいう。
雪渓 渓谷で夏や秋にも雪が残っているところ。
雪田 山頂や山腹のゆるい傾斜地にある残雪のこと。
雪庇 稜線の風下側に張り出してできた雪のひさしのこと。雪稜を歩くときは踏み抜かないようにしたい。また、雪庇の崩落が雪崩を誘発することもある。
遡行(そこう)¥ 沢を上流に向かって登ること。
双耳峰 2つのピークからなる峰。



        
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