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出だしは… |
白銀荘から山段山へ
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今日は、前夜の上富良野白銀荘泊で、翌朝にHYML仲間20数名で三段山を登る。
空模様はと言うと、生憎の雲が広がっていた。
昨日の宴会で、皆少しお疲れのようだ。
特に I さんは、体調が良くないようだ。
自分は、前回の靴擦れがまだ完治していないので、それだけが気がかりだった。
とりあえず、テレマーカーの師匠Yちゃんをリーダーに8時40分過ぎには、白銀荘を出発する。
最初は、平坦な林間を歩く。
あまり寒い感じはしないが、外気温はおそらくマイナス15度くらいであろうか。
歩いているうちに汗ばんでくるので、上着を脱ぐ。
いよいよこの先から登りに差し掛かる。
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ここからが… |
一段目を登る |
画像は前日のものだが、此処からいきなり急勾配の一段目の登りとなる。
ジグをきりながら、グングン高度をあげる。
この辺りから、 I さんが遅れだす。
前夜の飲み疲れからなのか、体調が思わしくないようだ。
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背後は… |
一段目から見下ろす上富良野の街並み |
画像は前日登った時のものだが、振り向けばこの辺りから上富良野の街並みが見えてくる。
いつもの事だが、ただひたすらに登っていく。
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いよいよ正念場… |
三段スロープへ
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風が強く吹き付ける二段目も過ぎ、やがて三段目に向うが、相変わらず強風が吹き荒れる。
積雪状態は、あまり良くなくて、しかもブッシュが出ていて滑りにくそう。
下りには難儀すると思われる。
空を見上げれば、鉛色に染まったかと思えば、雲の切れ目から陽が射したりと目まぐるしく変化する。
遥か稜線上では、ブリザートのように雪煙が舞っていた。
その中に、人影も見えている。
右手の新雪斜面には、綺麗なシュプールを描きながらボーダーと山スキーヤー滑り降りてくる。
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迫力満点! |
三段山 |
我慢しながらグングン高度を上げていくとやがて大きな岩が露出した稜線に飛び込む。
左へ行けば、すぐに三段山だ。
相変わらず、強風が続いているが、天気自体は問題はなかった。
寒さと強風のため、すぐにシールを剥がして新雪斜面の通称廊下を皆それぞれに思い思いにシュプールを描きながら滑り降りる。
後は、白銀荘までもどるだけだ。
久々に楽しめた1日だった。
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