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濃昼岳(621m)
〜濃昼林道からのアプローチ〜


   
【山行日】2008年4月6日(日)【天候】晴れ
【地域】増毛山塊 【標高差】約590m(概算)
【駐車場】駐車場はなし…林道入口の中の路肩に迷惑にならないように留める。 【人員構成】単独行動
【GPS】GPSログ図・カシミール3D 〜DAN杉本〜 【広域地図】 〜提供
          
【行程&タイム】 休憩時間含む 濃昼岳山頂
登り時刻 場 所 下山時刻
7:25 濃昼林道入口 ↑12:15
8:35↓ 林道Y字分岐 ↑11:35
9:40↓ 537mピーク ↑11:15
9:50↓ 590m小ピーク 11:00
10:15↓ 610m小ピーク(帰路通らず) ↑↑↑
10:35↓ 濃昼岳 10:50
登り3:10 下り:1:25 【行動時間】約4時間35分(休憩含む)



林道入口! 

林道入口付近

早朝6時過ぎに札幌の自宅を出て、国道231号線を浜益方向に北上して濃昼林道を目指す。
通称・濃昼ヘアピンカーブの突端から林道に入り路肩に駐車する。
この山には夏道がないとの事で、雪が残る残雪時期を狙って登ることにしていた山だ。
そして、判りづらいこの山の名前は、ゴキビル岳と言う。
語源は、アイヌ語らしく「岬の陰・水渦巻く所」という意味らしい・・・確かに岬の陰かもしれない。
すでに林道入口には、1台の車があり、ご夫婦らしき二人の人物を見かける。
初対面という事で、少し立ち話をする。
のちに「YOSHOの北海道山情報」Nさんと判明することに・・・

林道入口から橋を渡る!

林道入口コンクリート橋から
ワカンをザックの後ろに括り付けてツボ足(長靴)で出発、すぐにコンクリートの小さな橋を渡るといよいよ林道である。
所々残雪がある程度で、いつもの年と比べるとかなり雪が少ないように思う。
歩き始めると次第に雪が多くなってくる。
林道ゲート!

林道ゲート付近
林道入口から約100m程の所にゲートがある。
もうこの辺りからは完全な残雪状態、アップダウンの殆どない緩やかな登りの林道を歩く。
林道左手側には中の沢川が見えている。
天気は晴れだが、イマイチ曇りがかっている。
気温的には、殆ど寒く感じられない。
歩くにつれ汗ばみだすので、フリースを脱ぎTシャツ一枚になる。
「今から暑くなるんじゃたまらん」なんてブツブツ独り言((笑

とにかく先を歩くのが楽しみ…
最初のお花!

エゾノリュウキンカ
春の息吹を感じられる気持ちのいい林道脇には、「エゾノリュウキンカ」が所々に見られる。

この時期にしては、早い開花だろうか。
春の山菜!

フキノトウ
時には、春の山菜の定番、、「フキノトウ」も見られる。

「今年は、春の山菜ピークは早まりそうだなぁ〜」とまたブツブツ独り言。
さっきから道草喰ってばかりで、さっぱり先が進まん。
積雪に覆われた林道!

積雪の林道
歩き始めて途中に右に折れていく道があり、足跡も見られた。
多分山菜採りの人の足跡かな?
この道は、地図を見ても林道と記されていないので無視して直進する。
もうこの辺まで来ると、周りは殆ど雪に覆われている。
林道を歩き始めてから歩く方向やや左側の遠くに気になる白く輝く山が見え隠れしている。
地図を見ると、どうやら693mピークのようだ。
あとから思うに、このピークの方がどう見ても山頂らしく見えた。
尾根取付き!

林道Y字路尾根取付き地点
歩き始めて約1時間弱で、Y字型の分岐に着く。
右手に続く林道は、少し下り勾配の道。
右手に続く林道は、若干下る道。
この辺りが北東方向の尾根取り付きで、今回は左手の林道を約15m程歩いてからY字の中に取り付いた。
標高差にして約250mだろうか、いよいよここからが、本格的な山登りとなる。
北東方向のなだらかな尾根!

取付き付近の最初の尾根上
取付き始めは歩きやすい登り勾配だが、徐々に登り勾配がキツくなる。
この辺りからは天気も良くなり快晴とまでいかないが、晴れだしてきた。
登るにつれて、少しずつ汗ばみだして暑い。
疎林の中の急勾配!

537mピークへの尾根
537mピークに向うこの尾根、下から見上げるとなかなかの急勾配に見える。
疎林の中を縫うように登るも、時々雪が途切れて藪漕ぎ状態になったり、雪面を所々踏み抜いたりの繰り返しで難儀する。
道を選んで歩くのにかなりロスしてしまった。
途中、先に登っていたご夫婦が数十メートル先に見え隠れしている。
追いついてしまうと、少し迷惑かなと思いながら間隔をおいて登る。
そして、先を行くご夫婦にトレースをつけていただいて申し訳ないような気持ちだった。
標高差約250m!

標高差250mの尾根上
かなり登り詰めた頃、雪面も締まりだしてようやく歩きやすい登りになってきた。
一気にこの約250mの標高差を登り切れば、濃昼岳が見える537mピークに着くはず。
ここはひたすら我慢のしどころだ
遠くに濃昼岳!

537mピーク上
尾根取り付きから1時間弱、ようやく537mピーク上に立った。
前方に濃昼岳らしき大きななだらかなピークが見えている。
ここからは、左側を迂回っするようにかなり大きく回りこんで歩かなければならない。
雪庇が少し張り出しているピーク!

537mピークを背に・・・
537mピークから左手に折れると急な下りの小コル状になっていて、この急な斜面を一気にグリセードするように降りる。
そして後ろを振り向くと、537mピーク全貌が見える(左画像)。
渡り廊下のような!

山頂へ回り込む広い稜線
537mピーク直下は割と歩きやすく、まるで広大な渡り廊下のような雪面だ。
多少の起伏はあるが、意外と息切れすることもなく歩ける。
それにしても、かなり迂回して回りこまなければならないようだ。
ダケカンバ帯!

仮称590m小ピーク越から山頂方向
やがてこの迂回コースを回りきり、仮称590m小ピークに辿り着く。
ここからは、もうすぐ濃昼岳に着く位置だ。
周りはダケカンバが目立ち始めてくる。
奥に向うピーク!

広くてなだらかな仮称610mの小ピーク
この辺まで来ると、周りはガラリと風景が一変っする。笹の原と少しだけの潅木が生えている
まるで、広大な雪原で、笹が雪面から少し出ている。
多分この一帯は、広大な笹ッ原なのだろう。
ピークらしき物は見当たらないが、あえて言うなら広い丘のようなピークが右と左にある。
地図では、間違いなく右側のピークが濃昼岳なのだが、左側のピークに先ほどのご夫婦が見えたので、先にそちら(仮称610mの小ピーク)へ行くことにした。
そして、左側ピークに着くとご夫婦が景色を見ながら寛いでいた。
礼儀として、「トレースつけていただき有難うございました。」と声をかけた。
言うまでもないが、Nさんご夫婦としばらく山談義にはまる。
ここで、初めて「、YOSHIOの北海道山情報」のNさんと判る。
まさかこんなところで出会うとは思わなかったし、かなり驚きだった。
そして、このピークから見える暑寒連山は、また格別で見事だった。
広大な雪原の上!

濃昼岳山頂直下の広い斜面
山談義後、Nさんとここで別れて自分は濃昼岳山頂を目指す。
仮称610mの小ピークから笹ッ原の雪原を歩いて10分しないうちにあっという間に濃昼岳山頂に着く。
この山頂の全貌は、仮称610mの小ピークと同じく何も無い笹ッ原の広大な雪原だ。
一本の木!

標識の無い濃昼岳
林道入口を出発して3時間弱で、濃昼岳山頂に立った。
途中道草を喰いながら時間的にかなりロスした。
この山頂には、勿論標識なるものは何も無い。
あえて言うなら、一本の木にピンクテープがぶら下がっていただけだった。
多分、誰かが付けた山頂の目印なのだろう。
それにしてもピークとはとても言いがたいピークだった。
やや北よりに見えるあの693mピークの方が山頂らしく見えてしまった。
まぁ〜、時にはこんな山もいいかなぁ〜とつくづく思う。
そして、ようやくここで一息入れ、早めの昼食を摂ることにして、後は景色を堪能しながら登りと同じ北東尾根伝いに滑るように一気に降り、後は林道をひたすら歩いて下山する。
国道から!

通称・濃昼ヘアピンカーブから
下山後、帰りの支度をしていると、Nさんご夫婦が15分ほど遅く下山してきた。
その日の思いを胸に、Nさんと最後の挨拶を交わし、林道入口を後に振り向きざまに濃昼岳方向を見つめながら国道に出る。
家路に着く!

濃昼海岸
間もなくすると、濃昼海岸が見えてくる。
いつものように好きな曲を聴きながら海岸線を走ると、潮の香りで心身ともに今日一日の疲れが癒えてくる。
海岸線をひた走り、心地良い潮風に吹かれ、次なる山に思いを馳せて家路に着く。


濃昼岳登山からの展望
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