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十勝岳(1456.6m)
〜楽古川B沢遡行からA沢下降へ〜
沢登り編 (其の1)



   
【山行日】2009年08月08日(土)【天候】曇り/晴れ
【地域】南日高 【標高差】獲得標高は未計測
【駐車場】楽古川林道奥に広場あり。(数台可能) 【人員構成】HYML仲間総勢4名(沢靴・沢装備)
【GPS】〜DAN杉本  赤・登り〜青・下り 【広域地図】 〜提供
                          
【行程&タイム】 休憩時間含む 十勝岳
登り下り時刻 場 所
05:45 楽古川林道奥Co310m広場
06:42 本流Co440m入渓地点
07:28 Co565m二股分岐・左股B沢遡行
10:16 Co980m二股分岐
11:30 Co1360m東稜尾根コル付近
12:50〜13:00 十勝岳山頂
13:23 Co1280m北稜尾根下降取付き・A沢下降
15:25 Co565m二股分岐・本流合流
16:45 楽古川林道奥Co310m広場
登り6:05 下り:3:45 【行動時間】約11時間00分(休憩含む)




出発としますか・・・
林道入口
笹被りの林道
いつもの某駐車場に前夜8時30分頃HYML仲間Gさん、Yさん、紅一点のKさん、そして自分含めて4人と待ち合わせ、札幌を出発、一路浦河へと車を走らせる。
鵡川過ぎたあたりから、車中は酒を飲まない私以外は宴会モード突入となる。
やがて、夜中の12時過ぎに浦河に着くと、屋根つきの超?豪華なこじんまりとした某別荘に宿泊、いや野宿の豪華版かな((笑
早朝早く某別荘を出て、野塚トンネル経由で一路広尾町へと向かい、楽古川林道を走り、笹被りの林道手前の広場に到着する。
いよいよ笹被りの林道から出発。
本日の沢は、十勝岳B沢遡行から十勝岳山頂、そしてA沢下降という行程だ。
さぁ〜今回の沢は、どんな遡行となるやら・・・
う〜ん、この緊張感がたまらない。
林道は何処まで・・・…
デポ地点
廃道化している林道
沢の入渓地点までの間、林道沿いを歩くも、笹被りとフキ畑のブッシュに覆われ廃道化しつつあるようだ。
まぁ〜沢登りには付きもので、いつもの事だろう。
いよいよ…

渡渉地点
やがて林道から広場通過し、最初の渡渉地点に出る。
渡渉地点=入渓地点と言うところかな。
早速、渡渉する。
天気は良好!

読図中のメンバー
入渓してしばらくゴーロ帯を歩き、途中で読図のため一度休憩する。
今日の天気はすこぶる良好だ。
遡行意欲をそそられるほどの好天気。
少しだけ緊張気味なのは、私だけなのか?
まぁ〜何とかなるだろう。
倒木多し・・・

Co575m分岐左股・通称B沢
スタートしてから約1時間30分過ぎ、標高575m二股分岐の左股のB沢を往く。
最初のうちは、倒木があちこちに横倒しに散乱していた。
やがて滑床の滝や小滝が連続する。
このルートは、誰もが始めて遡行するという。
後に、Gさんが一度遡行している事が判明。
過去の沢遡行の記憶が曖昧で、忘却の彼方と言わんばかりらしい。
それだけ、遡行回数が多いのだろう。
崖???

10mの滝
しばらくすると、突然目の前に垂直に立ちはだかる「F1・10mの大滝」が・・・「いきなりかよぉ〜〜」((笑

皆、しばらく見とれていたが、さぁ〜どうやって料理しようか考えているようだ。
巻き道や高巻きができそうな箇所を探してみたが、どこも微妙な感じだ。

さぁ〜どうしよう・・・と言ってる間に、Yさんが果敢に垂直に近い壁の左側を直登。
流石、Yさんベテランの領域、「カッコよすぎないかい」((笑
その後、Yさんのザイル確保で、私を含めて残りの3人は無事登攀する事ができた。
スライダー…

滑滝
10mの滝を過ぎると今度は、またもや茶褐色の綺麗な滑滝が連続する。

意外にもさほど滑らずに登りきる。
いつ見ても、滑床の流れはウットリするほど綺麗だ。
一気に…

滝の右岸側を直登
Co640m付近の「F2・10mの滝」は、右岸(左側)を直登。
果敢…

ゴルジュを直登する山ちゃん
怒涛のごとく、次々と現れる滝の連続に「またかよ」・・・と嬉しい悲鳴を抑えるのに必死だった。((笑

次は、Co680mに「F3・樋状の10mの滝」が続き、左側を巻く。

またすぐに今度は、左が2m、右側が1mほどのチムニー状のゴルジュの滝が現れる。
果敢にも、Yさんは全身に滝のシャワーを浴びながら直登する。
いわゆる、「シャワークライミング」だ。
他の2人は右岸側、私は左岸側を巻いて登る。
またも…

Co720m2段の滝出現
次は、Co720mの「F4・10mの滝」F4・2段10mの滝となる。
ここは、ホールド・スタンスがイマイチ微妙で直登できそうもない・・・
2段の滝上のもう一つの滝も直登不能とみて、まとめて右岸を大きく高巻いた。
連続だぁ〜

Co750mの滝
次に、Co750mの「F5・10mの扇状の滝」が現れた。
まるで、レースのカーテンを広げた優雅な流れに見とれてしまうほど綺麗だった。
ここは皆、左から難なく直登していく。
難所?

Yさんがセミになった場所
またも、続く滝滝滝・・・
2回目の難関、Co770mの「F6・10mの滝」が現れる。
ここは、何となく右岸側を直登できそうだが、皆しばらく躊躇する。
何とか・・・

ザイルで確保
トップのYさんが、またも果敢に右岸から直登を試みるが、途中でかなり手間取っている。
どうやら、セミ状態になっている模様。
その間、自分は右岸側草付き場の方から直登気味に微妙なトラバースを試み、何とか上部に取り付いた。
その後直ぐに、ganさんをこの微妙なトラバース箇所でお助けロープならぬスリングで引き上げる。
Yさんが助けを待っているので、すぐさま、ganさんがザイルを出し、自分は人間ビレイとなり確保する。
その後、Kさんもザイルで確保し、何とか全員無事に乗り越える。
フゥ〜」と安堵の溜め息が漏れそう。
最大の難所…

Co840mオーバーハング気味の約20m大滝
いよいよ最大の核心部、Co840mの「F7・20mの滝」が行く手を阻むかのように眼前に出現。
度肝を抜かれるとは、少し大袈裟か?
ここで、またもやYさんが先行して登りはじめた。
ルンゼ状の草付きか、水流を突破しながら登るかの選択を迫られるが、何とYさんは全身シャワーを浴びながら水流の岸壁を登りはじめた。
下から見るとかなりやばそうなのだが、大丈夫だろうか。
その時、他3人はじっと見守っているしかなかった。
Gさんが、「無理はするなぁ〜」と叫ぶ。
すると、Yさんが「早くザイルくれぇ〜」と大声で叫びだす。
緊急事態発生・・・
急いでGさんがガレ場の細い沢から草付き場をよじ登り、そこを高巻いて大滝の上部へ取り付く。
すぐさま、ザイルをYさんに向け放るが、定まらない。
3度目の正直、何とかYさんに届き、自らビレイとなりながら確保する。
何とか、Yさんが上がってきて、皆「あっ〜良かった」と安堵の溜め息をついたのは言うまでもなかった。
残った私とKさんは、Gさんと同じ経路で滝上に取り付く。
ここで、とりあえず休憩をする。
後に、Kさんが、名づけたこの滝の名は、「山ゼミの滝」と言うらしい((笑。
やがて…

枯れ沢の雰囲気
このF7を最後に、あとはガレた沢筋となる。
この辺りから、Yさんが遅れだす。
GさんがYさんのザイルを私に持たせる。
Yさんは、少し渋るが少しでも登りの手助けになればと、快く私は引き受ける。


次のページ〜Part 2へ続く

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