|
いつものように |

登山口からの林道歩き
|
早朝に、HYML仲間と札幌近郊の某駐車場で待ち合わせ。
空模様はと言うと、生憎の暗雲が漂っている。
今にも振り出しそうな雲行きだろうか・・・
メンバーが揃ったところで、すぐに黒松内へと向う。
7時過ぎには、登山口に着きすぐに出発する。
最初は、林道歩きから始まる。
まぁ〜いつもの事なんだけど((笑
メンバーは、いつものGさんと蝦蟇沢でもご一緒した紅一点のMさん、初めてお会いするQさんと自分含めて4名の構成だ。
|
|
唖然… |

F1・25mの重滝を見上げる |
林道を歩く事15分で、F1・25mの重滝出合いに着く。
大きな滑状の滝を見て、唖然とする。
何処から登れば直登できるのだろう。
全く手掛かりらしきホールドスタンスが無さそう。
果敢にも右側から直登する人もいるようだが、素登りするにはどうみても安全策ではない。
「う〜ん、参ったっ〜」・・・
|
|
安全策… |

重滝を高巻く |
ここは安全策、右岸側の潅木帯を高巻く。、
10分程で、重滝の上部に着くや否や、滝底を覗く。
高さがあるだけに、なかなかの高感度を強いられる。
「何だ、あれ?」
林道の下に土管があり、滝底の水流が吸い込まれていく。
土管という人工物が見えたのには、正直少しがっかりした。
滝そのものが悪い訳ではないので悪しからず。
|
|
いよいよ遡行開始! |

F2・5mの滝
|
遡行の始まりは、苔むした渓相の沢だ。
F2・5mの滝は、さほど大きな滝ではなく左岸をへつりながらも難なく全員直登する。
|
|
滝というより!? |

小滝 |
このような滝をF何とかと言うべきか悩むところだ。
あえて小滝と言うことで勘弁してもらうことにする。
どちらかと言うと、釜がある小滝だろうか。
ここも左岸をへつるように通過した。
Mさん、ガマ沢でも果敢に攻めていただけあって、いとも簡単にへつっていく。
しかも楽しそうに((笑
|
|
お見事・・・ |

F3・10mの滝 |
最初の核心部「10mはあるべぇ〜」
F3・10mの滝は、どうやって料理する?
シャワークライムで直登覚悟なら、左上がりにバンドが走っているこのルートしかないだろう。
無理は禁物、右の窪んだ沢地側からトラバースして滝上部に出る。
|
|
|
優しい流れに… |

F4・5mの滝 |
次にF4・5mの滝に出るが、ここは右寄りに直登して通過。
Qさんは、登りに苦戦していたのでザイルで確保される。
|
|
|
右か左か… |

滑滝 |
まもなくCo320m二股分岐に着く。
ここまでは約1時間強だ。
「右か左かそれが問題だ」…((笑
Gさん曰く、昨年は左股に入ったので今回は右に往くと提案…というより独断と偏見で右股に決まり。
「これがまた、Gさんらしいわぁ〜」
右または、いきなり小ぶりな滑滝から始まった。
一枚岩盤の滑床はかなり滑りそうなので、右寄りに四つん這いで巻く。
追記…左股も約5mの滝になっていた。
|
|
|
無名滝… |

小滝 |
次に細長い5m弱の滝に出る。
滝とは似つかわしいのであえてF・何だかの滝とは付けなかった。
ところが、意外と難儀する滝で馬鹿にならなかった。
とにかくよく滑るんだなコレが…
みんな苦戦モードでしたっけ((笑
お互いに足を押さえたりしながら何とか登りきる。
|
|
|
また… |

F5・8mの滝出現 |
2番目の核心部は、滝に這うように倒木が抱きついていた。
F5・8mの滝出現だ。
この滝を、Gさんと私はシャワーを少し浴びながら直登するが、ホールドスタンスが微妙なのか、QさんとMさんは登れそうにないようだ。
滝上組のGさんと私が人間ビレイとなりザイルで二人を確保し引き上げる。
|
|
|
連続だぁ〜 |

F6・6m滝を登る |
すぐに今度は、F6・6m滝に出る。
ここはみんな、直登気味に潅木を利用しながら這い上がっていく。
|
|
|
藪なのぉ〜? |

ブッシュ帯の沢地 |
沢を登るにつれて、沢水も薄くなっていく。
やがてフキとイタドリのブッシュ帯を歩くことに…
周りを見ても、見通しが悪い。
|
|
|
また・・・ |

滑床の緩い滝
|
遡行するにつれ、また視界がひらけてくる。
そして、Co440m二股に出ると今度は左股を往く。
次は、一枚岩盤のヌルヌルお化けが出現。
簡単に登れそうで、登れないヌルヌルお化けに苦戦する。
皆、苦戦していたのに楽しそうに登っていた。
|
|
|
分岐点… |

涸れ沢
|
やがて、沢の流れが涸れはじめてくる。
その後、分岐が幾つかあるが右に左に進路を変えながら遡行していく。
|
|
|
スイスイと… |

藪突入
|
Co670m沢の源頭部を過ぎガレ場を得て、やがて藪に出くわすも周りは何処も同じ風景…
読図に頼る目標物が見当たらない。
藪自体はスイスイと登れそうだが、だんだんと苦戦モードに…
|
|
|
またスイスイと… |

南西の支稜線上
|
楽な藪から支稜線上に出ると、藪が深くなり難儀する。
とにかく、山頂めがけて黙々と漕いでいく。
|
|
|
あっと言う間に… |

黒松内岳山頂
|
苦戦モードの藪から開放されるとようやく、黒松内岳山頂に着いた。
みんなで登頂の喜びを握手でねぎらう。
さぁ〜いつもの山頂ラーメンパーティーだ。
先ほどまで少し晴れていたのに、山頂に着いてからは霧雨でガスってきたため、展望は望めない。
早めにランチを切り上げ、下山準備モードになる。
追記…紅一点のMさん、いつものように山頂での「沢屋だぁ〜」と誇らしげなパフォーマンスは残念ながら、お預けになってしまったようだ。
一般登山者が一人も居ない山頂では無理もないっか((笑
|
|
|
登りと下りでは… |

下山開始
|
山頂を後にするも、遡行で苦戦を強いられたQさん、下山はかなり早かった。
みんな、おしゃべりしながらも、軽快なフットワークでどんどん下る。
相変わらず、今にも泣き出しそうな重い雲が漂っていた。
時々山頂を見上げるも、ガスで見えない。
|
|
|
スイスイと… |

ダケカンバとブナ林の夏道を下る
|
沢と違い、夏道下りは流石に早い。
ダケカンバとブナ林の中を快適に下る。
ガスって景色は良くないが、幻想的なブナ林が続く夏道は何故か絵になりそう。
|
|
|
お疲れ… |

登山口の到着
|
あっという間の山頂からの下りは、1時間を切って僅か50分で登山口に着いてしまう。
沢遡行とは、まるで比べようがないが…
Gさんすぐに、入山記帳箱に下山完了の記帳をして重滝遡行〜黒松内岳登頂の完了となった。
帰路は、途中昆布温泉に立ち寄り、身も心も?綺麗にしてから中山峠周りで一路札幌へと車を走らせる。
追記・・・「黒松内岳は標高こそ低いが、侮れない沢だった。」
そして、Qさん、Mさん、今日の沢遡行はどう感じとっていたのだろう。
また何処かの沢で、ご一緒できるといいなぁ〜!
|
|