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峠からの一歩… |
峠付近の様子…
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一泊二日の藻琴山と海別岳登山の1日目の山行。
同じ地元のYさんが、自宅まで向えに来て5:40出発し、途中で岩見沢のWさん乗せて岩見沢ICで高速イン後、もう1台と合流場所の岩見沢SAに到着したが、40分ほど早く着いてしまった。
その後 I 車もKさん、Aさん2人を乗せ到着し、一路車2台で道央道を北進、深川付近で吹雪きとなるが、やがて紋別道を経由の丸瀬布までノンストップでひた走る。
丸瀬布から端野町〜美幌町経由で、東藻琴から南下し藻琴峠に着く。
既に3台が留まっている。
道路脇の空きスペースに車を止め、あとから1台美幌から来るというNakさん、Naさん二人もほどなく到着して、総勢8人での山行となる。
天候は雲行きが怪しいが、とりあえず山スキー5人、スノーシュー3人で出発準備完了次第出発する。
この山は、初めての山で屈斜路湖が一望できるとのことで期待に胸が弾む。
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いきなり森林限界… |
緩斜面を登る |
登り始めは、林道を交差するように淡々と広い緩斜面を登る。
森林限界?
すでに最初から疎林が続き、ハイマツも見えている。
なかなかどうして、歩きやすい斜面に心が躍るくらいだ。
「その先も、そんな事はないよなぁ〜」・・・
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絶景現る… |
背後に屈斜路湖 |
相変わらず、ラッセル無しにテンポよく登れるのが嬉しい。
雪が少ないので、ハイマツを避けながら、ほぼ真っ直ぐに直登していく。
途中、小休止して背後を振り向くと、
「ウォーッ」・・・と雄たけびをあげそうなくらいの眺望だ。
氷結した屈斜路湖が見えてきたのだ。
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尾根伝いに… |
痩せ尾根
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Co868m付近からは細尾根となり、左手は雪庇が発達して張り出している。
この辺りからは、稜線特有の吹き上げる強風と雪で猛吹雪となる。
でも遠くに屏風岩、その奥には待望の山頂が見えてきた。
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過ぎてみれば… |
屏風岩を過ぎて |
やがて、岩肌が綺麗な屏風岩に着く。
屏風岩を越えるには、スキー板は邪魔になりそうなので、とりあえずここにスキーをデポして兼用靴で先へ進む。
屏風岩を越えれば、山頂まではあと僅かだ。
この辺りから、急に視界が晴れて、天気が良くなってくる。
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絶景かな… |
山頂からの眺め |
標高差20m位の山頂直下ミニコルからは、這うようにキックステップしながらの急登だが、あっという間に山頂に辿り付く。
天気が回復した山頂からの眺望に、感無量以外の言葉が見つからない。
初めて見る、氷結した屈斜路湖の全貌に唖然としてその光景に見とれていた。
そして今後、もう二度と見ることがないかも知れぬこの光景を、心の眼でにしっかりと焼き付けておこうと思う。
最後はスキーによる下山だが、あっという間に、皆それぞれ気持ちよくシュプールを描きながら滑り降りていった。
下山後は、美幌からの二人組と分かれ、一路今日泊まる斜里温泉へと向う。
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